NHKスペシャル「戦後70年 ニッポンの肖像 プロローグ 私たちはどう生きてきたか」を見る

また、うだうだしてしまった。。。おかしいな。

録画していたNHKスペシャル「戦後70年 ニッポンの肖像 プロローグ 私たちはどう生きてきたか」を見ました。4月からシリーズが展開されるようですが、今回のものは戦後70年を映像を踏まえて振り返ってみよう、というものでした。


NHKスペシャル|戦後70年 ニッポンの肖像プロローグ 私たちはどう生きてきたか

タモリが終戦1週間後生まれということで、タモリを中心に?いろいろな年代の人(堺雅人中園ミホ半藤一利。あと、三宅民夫有働由美子)がコメンテーターとして参加していました。私は堺雅人と同い年なんだな、ということを知りました。あとは有働さんがやや近いですね。

こういう映像を見て歴史を振り返ると、なるほど、と思うことがありますね。戦後すぐの状況、東京タワー完成、皇太子ご成婚(ミッチーブーム)、東京オリンピック、高度成長期、オイルショック、などを見ると、こういう時代に生まれ育った人との感覚の違い、というのは、ある種当然だよね、というふうに思いました。

そして、バブル期に入っての崩壊、1995年(阪神大震災、オウムサリン事件)、89年のベルリンの壁崩壊、天安門事件などを見ていけば、この頃に生まれた学生や若者と感覚が違うのも当然だよね、と。

経済や雇用、社会システムに関する本を少し読んでいるのですが、高度成長期やバブルのような時代は二度とやってこないのだから、現状を踏まえて総合的に幸せになれるようなシステムを考えていかないといけないんだよね、ということを改めて思いました。そういうことをちょっとひいた目で考えたりするのは、大学教員の仕事でもあるんだよね、という風に思ったりもします。

しかし、タモリのコメントはとても示唆深いものでした。頭いいなぁ。ナンセンスは、扇子に裏打ちされてあるんですよね。

ぜひ、学生に授業で見せたい番組でした。75分あるから、1回分になるので、そうそう見せられないけどね。。

これは再放送終わってるんですよね。。。まあ、4月のシリーズが始まるときにもう1回あるかな。