FLIT第5回公開研究会「学生の学びは変わるか?反転学習のここまで、ここから」

2日ぶりの東大である。間隔、つめてみました(笑)。今日は少し早めに行けたので、東大近くで昼食。深見くんにならって、カレーでした。万代フルーツパーラーという大正3年創業のお店だそうです。雰囲気あってよかったです。

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さて、FLIT(東京大学大学院情報学環・反転学習社会連携講座)第5回公開研究会@東大福武ホールに参加しました。

FLIT|東京大学大学院情報学環・反転学習社会連携講座

テーマは「学生の学びは変わるか?反転学習のここまで、ここから」。森朋子さん@関西大の司会のもと、溝上さん@京大の講演、塙さん@山梨大、本田さん@大妻女子大などによる6件のポスター発表、パネルディスカッション、最後に山内さん@東大の講演、というなんとも豪華なラインナップでした。だからでしょう、170名もの多くの方が参加され、熱心に聞いておられました。

溝上さんはアクティブラーニング型授業に反転授業を、山内さんはブレンド型学習に反転授業を、それぞれの立場から位置づけて説明されました。シンポジウムでは「ティーチングとファシリテーションの差はどこにあるのか」ということが議論になりましたね。この点、個人的には興味深かったです。

また、山内さんが「反転授業においては、知識の経路が変わっている。そうなると、受講生の聞き方と、映像の制作(質)がすごく重要になる」という話をされ、塙さんが山梨大での経験に基づいて説明されたのが、とても説得力があってよかったです。

今後、反転授業がどんなふうに展開され、広がっていくのか、というのはわかりませんが、学生の学習や理解のために、よりよい教育実践、学習支援の活動を考えて積み重ねていければいいな、と思いました。

しかし、学内のAP関係者にこういう内容をきちんと知ってもらうのと、学内にどう伝えていくか、が課題ですけどね。。。私は直接からまない話だけども。

終わってからプロジェクト関係者の懇親会に混ぜていただき、いろいろお話しました。特に、山田さん@岡山大には、10年以上前にmixiでやりとりしたことがあった(その際、失礼がありまして、、、)のですが、お会いしたことが一度もなかったので、ご挨拶できてよかったです。

そして、二次会として新幹線の終電まで、塙さん、山本くん@東大につきあってもらい、楽しく過ごしました。

それこそ講演を聞くだけではなく、自分の活動に活かしていけるようにしないと、と帰りの新幹線で思ったのでした。