「日本語教育 オンラインワールドカフェ」にZoomで参加してみる

1/13の10時から、荻野さん@カンタベリー大学が主催する「日本語教育 オンラインワールドカフェ」に参加しました。

15カ国60名の参加でZoomでの遠隔イベントでした。日本語教育に関わっている方々が参加するイベントでしたが、私は教育工学の研究者としてお誘いいただきました。

「この時代、何のために日本語を教えているのか」をテーマに、自己紹介セッション(5名)、佐藤慎司さん@プリンストン大学のインスピレーショントークの後、3回のグループ議論(4名)を行いました。

Zoomで全体セッション、グループセッションを行いましたが、凄くスムーズでしたね。

グループセッションでは、インスピレーショントークを聞いての感想、「何のために日本語を教えているのか」ということについて議論しました。

議論を通して、国によっての日本語教育の環境や状況の違い、学習者のモチベーションなどの違い、などを感じながら、参加者自身の日本語教育のとらえ直しができたのかな、という感想を持ちました。

私自身としては、教育工学の知見をもっと知ってもらって活かしてもらうことが必要だな、と思いました。例えば、個人的にも遠隔教育の経験は20年近く前からあるわけですが、あまりアピールできてないですし、他にもいろんな教育実践研究が有効になるな、ということを改めて思いました。また、デジタルネイティブの説明やネットの変遷みたいな話は、ここでも有効なんだな、とも感じました。

自分自身の研究や教育に関するの知見を、異分野の方にどうやってアピールしていくのか、どうやって協調していろいろな研究、教育実践に取り組んでいくのか、ということを考えていかないといけないな、と思いました。これは40代後半の課題としたい、と思っています。

日本語教育については、京都外大でも関わっていますし、学外でもいろいろな方とお話する機会があるので、今後も連携していければいいな、と思います。