親の写真を撮っておくと、いいですよ。

夏休み、そして、お盆でしたね。うちでは特に集まることをしないのですが、親のことを少し思い出しました。

父親は1年間の闘病の末、13年前に白血病で亡くなり、父親が入院したころから母親は認知症となり、9年間介護をして、4年前に亡くなりました。そういう意味では、私の30代は両親の看病や介護に関わってきたのかな、と思います。他の同世代より少し早かったなぁ、と思いつつ、なにかの役に立つかなと思い、いろいろ書いておくようにしてきました。最近Facebookなどで介護の話をちらほら見るようになったのですが、リアルタイムじゃなくなるとなかなか書く機会がなかったので、また介護の経験などを知りたい人にいろいろ提供できるといいな、と思います。

母親を介護していく中で、最後の方ですが、老人ホームにいくたびに2人で写真を撮るようにしました。これ、みなさんにもお薦めしたいです。若者は自撮りをさくっとしますけど、私達おっさん世代は、普段自分たちの写真を撮る、ということをあまりしないですよね。だから意識的に撮ったほうがいいよね、と。

今になってですが、親の写真とかもっと撮っておけばよかったなぁ、と思います。お子さんがいる家庭は写真を撮る機会が多いのかな、って思いますが、私のように独り身だとなかなかそうならないですしね。まあ、若いときは実家に帰ること自体、めんどくさくて嫌でしたけどね(笑)。

撮り始めたのが認知症もかなり進んでいた時期なので、おふくろはスマホに映る自分が不思議そうで、スマホをいっぱい触ってました(笑)。ある意味、子どもみたいな感じだったのかもね。この写真は4年ほど前で、亡くなる半年くらい前。

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このとき、Facebookには「あいかわらずヘルパーさんたちにはよくしてもらっているようで、特にお気に入りのヘルパーさんが近くを通るとごきげんです。わかりやすい。」って書いてありました。ほほう。

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おふくろ、あんまりお金もない家で結構苦労して、はやく認知症になって、どういう人生だったんやろ、って介護していく中で思うことが結構ありましたけど、まあ、幸せだったかな。