北海道地震に被災して、自分がやるべきだと考えたこと

9/6(木)午前3時8分に、北海道で大きな地震がありました。私は第43回教育システム情報学会全国大会@北星学園大学に参加のため、札幌のホテルに泊まっていて被災しました。

今回、北海道地震に被災して、自分がやるべきだと考えたことは、下記の3点。

1)ニュースやSNSで信頼できる情報を収集し、整理した上で発信すること

2)人と人とをつなぐハブになること

3)等身大の形で状況を報告して、率直な気持ちを書き、感謝の気持ちをもつこと

この3点が、私の特性を活かしてできることだろう、と考えました。

 

1)は、ニュースの情報に加え、Facebookなどで知り合いが書いている情報を収集して整理すること、が大事かな、と考えていました。集約していれば「村上のところを見れば、情報が集まっているっぽい」ということになり、役に立つだろうな、と。ラッキーにも、私の泊まっているホテルは9/6の夕方に電気が復旧したので、そこからはNHKのニュースを中心に必要な情報を集め、書き出すようにしました。9/7の交通情報などはそうですね。

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2)は、人と人とをつなぐハブになる、ということです。今回は後輩の豊浦くん@山梨大が一緒で、いろいろ頼りにしていたのですが、ホテルを探して松河くん@大阪大と同室で確保してくれました。結局不要になりましたが、他の人の分も確保してくれていました。

あとラッキーにも、他のホテルよりも早く電気が復旧したので、私の部屋でスマホを充電したり、テレビを見たりしてもらえるようにしました。

9/7には新千歳空港にタクシーでいくしかない、ということで、希望者をつのって、知らない人同士で同乗してもらいました。別の1人は、知り合いが乗ってるタクシーに乗せてもらいました。知り合いが多いので、こういう形で人と人とつなげて役に立てばいいな、と思いました。

3)は、いつも意識していることですが、等身大の形で状況を伝えること。普段から、大学教員も日常はこんな感じなのね、ということをわかってほしい、と思って書いているので、それは変えないということです。9/6には、ずっとピーってなってうるさいとか、スタッフのアナウンスがてんぱってる、とか、急にみんなホテルに来た、とか、そんなたわいもないことをちょくちょく書くことで、リアルな感じがするかな、と思ってました。

今回、いちばん”いいね!”があったのは、9/8のお昼に「ペヤングからしMAXやきそば」を食べてむせた、という投稿です(笑)。もちろん最初は何もねらってなかったのですが、本気でむせたので、おもしろいかな、と。

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そして、率直な気持ちを書くこと、感謝の気持ちをもつこと。特に1日のまとめみたいなところでは大事だと思い、それをしっかり伝えることを意識しました。

 

 

実際にどのくらい他人の役に立ったかは分かりませんが、こういう作業をすることで、自分の気持ちも落ち着かせていたのかな、と思います。