ライフデザイン・ワークショップ@京都外大に参加しました
9/22(土)に、ライフデザイン・ワークショップを京都外国語大学で開催しました。
森玲奈さん@帝京大、ミライカレッジ(ツヴァイ、TURNS、電通)が開発しているワークショップです。私は会場担当ということで少しだけ準備を手伝いましたが、基本的には参加者として純粋に参加しました。参加者は20代~60代の男女で、多様な方がいらっしゃいました。廣瀬さん@電通&向後研も来られて、最初に経緯など説明されました。
3時間半で「ライフデザイン」の1章から5章までをコンパクトに実践する、という形のワークショップでした。本は以前に読んでいたのですが、やはり1人で読むのと、ワークショップの中でグループワークしたり、他人に説明したりするとずいぶん違いますね。
LIFE DESIGN(ライフデザイン)――スタンフォード式 最高の人生設計
- 作者: ビルバーネット,デイヴエヴァンス,Bill Burnett,Dave Evans,千葉敏生
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2017/09/07
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (2件) を見る
いろんなワークを通して、自分の人生について振り返ったり、今後の人生を考えたり、ということをしました。最後は5章の「人生プランを描く」ということで、今後5年間の3つの人生プランを考える、というものでした。
・現状
・現状が突然だめになった場合
・お金や世間体を無視した場合
の3つです。
私は、考えた結果、
・大学教員として生きる
・(教育系、IT系の?)ライター、コンサルとして生きる
・貧困層への教育支援者として生きる
の3つとなりました。
今でも、常々意識していることではあるのですが、こうやってまとめて、他人に発表する、という機会はほとんどなかったので、新鮮でしたし、よかったです。
大学教員としては、40代後半をどう生きるか、ということを誕生日の時に考えました。この2ヶ月ちょっとで早速つまづいてる感じもありますが、5年間トータルでしっかり結果を出せるようにしたいと思います。
また、他の2つの人生プランで考えたことも、うまく取り入れながら、今後の人生を過ごしていきたいと思ってます。
他の方の人生プランを聞いて、とても興味深かったです。20代のキラキラ感、うらやましかったです(笑)。また、50代、60代のみなさんの深み、職種が全く違うみなさんの思考、などを聞いて、いろいろ考える契機になりました。
最後に、森さんは、9章の「幸せを選びとる」からの引用で、”ライフデザインの選択プロセスとして”選んだら、悩むのではなく、断ち切り、前に進むことが大事”と言われました。本には「まずはひとつの選択肢を選んで行動をとるのだ」「いったん選択を下したら、後ろを振り返らないこと」とあります。
すごく難しいな、と思いますが、決めたら前に進んでいきたい、と思います。先日まで悩んでいたことは、今後どうしていくか、今の時点では決めています。少し我慢が必要なのですが、その時にちゃんと行動できるようにしたいと思っています。
こうやって、自分の人生をしっかり考える機会をもつこと、大事だな、と思いました。ついつい気恥ずかしくなっちゃいますけど、言語化することの重要性を改めて感じました。
あと、「学びたいけど、どこで学べるのか、どうしたら学べるのか、情報がよくわからない」という疑問を持っているということも、改めて分かりました。卒業生からも「おすすめの本を教えてください」とかよく聞かれますし、生涯学習を支援する意味でも、大学でのいろいろなイベント、書籍などの情報を発信すること、もっとちゃんとやっていきたいと思います。