日本教育工学会第34回全国大会@東北大学1日目

日本教育工学会第34回全国大会@東北大学、1日目。朝早めに大学に行って、大会実行委員会のみなさんにあいさつをして、受付。SIGのポスターを貼る場所を確認して、いろいろ準備。

9時からのチュートリアルセッションで、鈴木会長@熊本大から学会の説明、私からSIGの説明をしました。恒例の「センスのいい扇子」を3回言いました。あとで「折れない心ですごいですね」と言われました。ふふふ。多くの方が来てくださいました。新しい参加者にとって、少しでも役に立ったのであれば、と思います。

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ポスター発表は、時間があまりない中で、廣瀬さん@早稲田大など、院生の発表を中心にいくつか聞いて質問してきました。あと、梅本くん@京都外大が「授業中の動機づけの変動性と動機づけ調整」でポスター発表していてました。

一般発表では、深見くん@島根大、香西さん@京大、井元さん@京都外大、野瀬さん@大阪大の発表を聞きました。日本語教育M2の井元さんが発表するって前日まで知らず。。。知ってたら事前にチェックとかしたのに、というところですが、また今後アドバイスすることに。

昼休みは理事会・評議員会。

午後のポスター発表では、私が発表。ネタがあまりなく、普段から考えて言っていたことをまとめた感じ。教育データ分析に必要な役割として”調整”、”分析”、”可視化”をあげ、関係性について整理しました。IRなどの業務を考える際に、つい”分析の人をとればいいんだよね”みたいなことになるのですが、いちばん重要なのは”調整”的な役割であること、また、分析結果をわかるように”可視化”する役割もすごく重要である、ということをまとめました。

ちょっとコンセプト的なことで当たり前な感じかな、と思いましたが、みなさんには、整理されていていい、と言っていただけてよかったです。たまにはこういう形の発表や執筆もしておいた方がいいな、と。

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SIGセッションでは、SIG-01 高等教育・FDでコーディネータとして参加しました。話題提供として、松河くん@東北大のトピックモデルを用いたテキスト分析、大山さん、根岸さん@大阪大による大阪大学のプレFDについての紹介があり、その後、ワークシートに基づいて教育実践に関するリサーチクエスチョンを立て、グループで議論する、というワークをしました。みなさん、いろいろな形で研究を考えられたのではないかな、と思いました。

他のSIGセッションもみて回りましたが、どこも盛況でいい感じでしたね。

夜は、塙さん@山梨大、江本さん@岩手大やSIG-01セッションに参加されたみなさん、田口さん@京大や研究室の院生ら15名で懇親会。

その後、金子さんや坂本さん、姫野さんや深見くん、重田くんらと合流して、16名での2次会。どちらも盛り上がりましたー。