大学教員は職員と仲良くしましょう

タイトル、いい関係を築こう、とか、お互い信頼できるようにしよう、とか、いろいろ迷って、結局これになりました(笑)。軽いけど、まあ、こういうことです。昔から、ちょくちょく書いてきましたけど、まとめてみました。

”教職協働”という言葉がぶっちゃけ嫌いなのですが、大学教員と大学職員が、お互い協力して大学のために仕事をする、というのはある意味当たり前のことだと思うんです。

ただ、教員と職員、って、ある意味反対の仕事、だと思うのですよね。教員は「自由にやろうよ」「学生のためになるよ、こっちのほうが」みたいな意見をもっている一方、職員は「いや、そんなこと言っても、ルールがありますから」「管理しないと困ります」という主張になります。まあ、職種としては当然ですよね。

とはいえ、どちらとも大学のため、学生のために仕事をする、という目的は同じ。お互いが補完しあって仕事をする必要があります。難しいのは、相手の立場や感覚がよくわからない、踏まえていない、ということかな、と思います。あとはちょっとした信頼関係。

お互いのことを踏まえて話ができれば、最終的な落とし所が見えてきます。今回はこっちより、次はそっちより、みたいなこともあります。どんな仕事でもそうだと思いますが、持ちつ持たれつ、だなと。

なので、教員は、機会を見つけて、職員と少し話をしてみるといいな、と思っています。まずは「仕事、大変ですよねー」っていうあいさつとかでもいいのでは、と思います。あとは職員の仕事を考えてみると、こちらもどうしておけばいいのか分かることも多いです。そういうことを積み重ねると、職員側も教員のことを考えていろいろアドバイスしてくれたり、助けてくれたりします。

私の場合は、メールで仕事のやりとりをすることが多いですが、ちょっとややこしい案件の時は直接会いに行くようにしています。あとは会った時に仕事のお礼を言ったり、出張のお土産をもっていったり。

あとは、教員と職員は職種が違うだけで、上下関係はないので、フラットに付き合うことを意識しています。これ大事ですよね。

個人的には職員とちょくちょく飲みに行ったりしますが、これは性格とかもあるのでね。でも、いける人はいってみたらいいと思います。

昔、FD報告書に、FD委員会にいてくれる職員のことを「扇の要」と書きましたが、教員、職員、学生が三位一体になっていい大学にしていけるといいな、と思います。