釜ヶ崎芸術大学で「けんきゅうのつくりかた」をやってきました
釜ヶ崎芸術大学で「けんきゅうのつくりかた」をやってきました。
ココルームでプロジェクタは違うな、と思ったので、スライドをカラー印刷してB4に拡大し、画用紙に貼り付けて、紙芝居形式で話題提供しました。前、ココルームに行った時に、紙芝居があって聞いたこともあり。
私の祖父が紙芝居師だったので、いよいよ隔世遺伝を実践した、ということになりますかね(笑)。この方式、いいな、と思ったので、今後も使っていこうと思います。
さまざまな自由研究を紹介し、関連する研究の話をしました。観察、データの収集、比較の視点などを含めた、研究の考え方について説明した上で、個人で参加者のみなさんの身近な疑問をたくさん問いにしてもらいました。その後、3人グループをつくってその中で説明してもらい、自分で1つ選んで深掘りしていく、という流れにしました。
身近な疑問から問いをつくる作業は、予想していた以上にたくさんおもしろいのが出て、率直にすごいな、と思いました。また、それを他の人に説明している際も楽しそうに話していたのが印象的でした。
問いを1つにしぼってから、深掘りしていく作業は、ちょっと難しかったので、少し手立てがいるな、という改善点はありました。ただ、最後に全体で考えたことを共有してもらったのもいい雰囲気でした。
最年少で参加してくれた小3のここちゃんは、紙芝居形式で自分がとりくんだこと(ずっと興味をもっていたこと)を発表してくれました。すばらしいですね。
15名ほどの参加者で、ほとんどが50代、60代以上の男性でしたが、身近なことについて自由に考える楽しさ、他人に説明する面白さを感じてもらえたのでは、と思います。それよりも、私自身がみなさんからいろいろ教えてもらいました。
今回、個人のテーマとしては”聞くこと”に意識しようと思って取り組みました。ある程度はできたかな、と。