”エリート”と辞めるタイミング

丸山穂高議員についてのニュースがたくさん出ています。このブログでは、発言内容などについてはふれません。

www.huffingtonpost.jp

丸山穂高氏は大阪府堺市出身で、西大和学園高校卒業、東京大学経済学部卒業のあと、経済産業省に入省して、松下政経塾に入塾、そして衆議院議員になった、とのこと。

いわゆる”エリート”です(” ” をつけておきます)。経歴を見れば、スーパーエリート、といっても過言ではないでしょう。

あの発言をした後、彼は議員をすぐやめる、という判断をしませんでした。その結果、おおさか維新の会を除名されました。結果、議員を続けるようです。辞職勧告に対しても、対抗しようとしているようです。

あくまで推測ではありますが、発言が問題になったときに、すぐに謝罪、議員辞職していれば、次回の選挙で当選するチャンスはあったかもしれません。きちんと禊をすませたと認識してもらえる可能性もあったと思います。

でも、それはできないんだなぁ、と。

いわゆる”エリート” ゆえだからなのかな、と。

挫折をしたことがなかったのかも。謝ることができないのかも。他人を赦すことができないのかも。

自分がこの立場になったとして、きちんと判断できるだろうか。謝ることができるだろうか。いつ、この立場になるかもしれない、と思うと、怖くもあります。

自分自身も気をつけないといけないですし、大阪大学に勤めるようになったので、学生にもきちんと伝えていかないと、そう思いました。

真のエリート(変な言葉ですが)とはなにか、も考えさせられました。