なぜいろんなことに興味もつ(ように見える)のか?

今日は3週間ぶりにお休みだったので、少しゆっくりしました。

昨日の学内学会の懇親会で3回(6人くらい?)「先生はなんでいろんなこと知ってるんですか?興味もつんですか?」という質問をされました。実際、これ、いろんなところで聞かれます。

自分の研究以外で、言語学日本語教育などの研究の話から、メディアの話とか、大学全般の話や職員の話、お笑い、ジャニーズやAKBなどのアイドル系、アニメ(最近だとおそ松さん)までいろいろ話題に対応するからかな、と思います。

いくつか理由があるのですが、一番は「なぜ、好きな人がハマるのか」に興味がある、ということかな、と思います。そして、その仕組み(好きになる仕組み、提供する側の仕組み)を知りたい、ということもあります。

だから、なにかを好きな人に聞くといろいろ教えてくれます。言い方は悪いですが、勝手に知識が手に入ります(笑)。この時、教えてもらう、聞きたい、という気持ちが大事なのかな、とは思います。

ただ、仕組み自体はそんなに新しいものがあるわけではありません。多くのことに応用可能です。また、分析的に物事を見るのが研究者なので、内容を教えてもらえば「(これに近いから)こういう感じなんですかね」とかいう感じで、分析的な視点や意見をその人に返すと、「そうなんですよ!」「なるほど!」と言ってもらえて、さらに深いところも教えてもらえる、という利点もあります。

ゼミなんかは最たるもので、テーマは学生が決めるので、私も少し調べて、そのことについて学生に聞いて話していく中で自分でも考えるので、知識などを得ることができるかな、と思います。

ちなみに、いろいろな分野の知識をもっていると思いますが、その内容に興味があることは少ないかもしれません。例えば、アニメやアイドル自体には今のところ興味ないです。それを好きな人やその仕組みに興味があるだけです。ただ、それを好きな人をすごいな、と思うことが大事なような気がします。

なので、以前、自撮りアプリで加工した写真をあげましたけど、自分ではまったく共感できないです(笑)。若い女性にはこういう仕組みでこのアプリが人気なんだな、ということを知りたいというだけです。仕組みは理解できますが、その気持はいまだに理解不能です(笑)。まあ、できるだけ一度は体験してみるようにしています。

こういう話も時々まとめて書くといいのかもですね。