さやわか「文学としてのドラゴンクエスト 日本とドラクエの30年史」
ドラゴンクエストシリーズを、物語性に着目して批評しています。
文学としてのドラゴンクエスト 日本とドラクエの30年史 (コア新書)
- 作者: さやわか
- 出版社/メーカー: コアマガジン
- 発売日: 2016/12/02
- メディア: 新書
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特に、作者である堀井雄二を村上春樹と比較しながら考察しているのは面白いですね。
リアルタイムでドラクエシリーズを楽しんできた身としては、大変おもしろく読みました。
技術的な側面だけではなく、時代背景とグループ?(Ⅰ~Ⅲ、Ⅳ~Ⅵ、Ⅶ~Ⅷ、Ⅸ~Ⅹ)の関係性など、たしかに、という感じですね。
いい意味で卒論に参考になるな、と思います。
ドラゴンクエストシリーズも昨年で30周年。そう考えると、すごく古い作品ですよね。
先日、NHKで「ドラゴンクエスト30th ~そして新たな伝説へ~」をやっていたので、録画して見ました。番組を見て、シナリオ、プログラム、キャラデザイン、音楽(クラシック)がしっかり組み合わさってできたのだな、ということを改めて感じました。
ホストの山田孝之だとⅤからやってる、ということで、そうかー、と世代の差を感じてしまいました(笑)。もはや、老若男女がやっているゲームですね。
再放送が1/7の深夜24時50分~1時40分にあります。興味ある方、ぜひ。