原田まりるさんの「まいにち哲学」のトーク&サイン会に参加してきた件
原田まりるさん( @HaraDA_MariRU )の「まいにち哲学」のトーク&サイン会が大垣書店京都ヨドバシ店で開催される、ということで参加してきました。
【イベント情報】1/28(日)14:00~『まいにち哲学』(ポプラ社)発売を記念し、 原田まりるさん@HaraDA_MariRUのトーク&サイン会を開催!当店にて対象書籍をお買い上げのお客様に整理券をお渡し。お電話でのご予約も。075-371-1700 先着100名様 #原田まりる #ニー哲 #京都本大賞 #まいにち哲学 pic.twitter.com/Ilz76LAQh4
— 大垣書店★京都ヨドバシ店 (@yodobashi_ogaki) 2018年1月7日
「まいにち哲学」は既に購入していたのですが、今回のサイン会のためにもう1冊購入。 会場は満員で、いろんな層の方がきていました。原田まりるさんは、もともと風男塾というグループで男装アイドルをされていたので、その時からのファンと思われる方々、年配層で哲学の入門書を探していてヒットしたっぽい方々、これまでの著書で共感した感じの若い女性層、私くらいの中年男性もそれなりにいた感じでした。面白いですね。
「まいにち哲学」は総勢38名の哲学者の一節を、月ごとにテーマ(決断、や、自分、など)を決めて紹介し、解説されているものです。とても丁寧に書かれていてすごいな、と思います。また、装丁にもいろいろ工夫があって(カバー裏が一覧のカレンダーになっている)、こだわりも感じられます。
トーク会では、原田さんの執筆についての話、質問コーナーがありました。原田さんの実直さ、頭のよさが感じられるやりとりでした。司会者がいた方がよかったかもですね。まあ、書店のトーク会では難しいかな。
私は1冊目の「私の体を鞭打つ言葉」を本屋で見つけて買った際、「なんてそのままに生きているんだろう、大丈夫なのかな」と多少なりの危うさを感じつつ、読んだのを覚えています。ただ、若い女性(しかもアイドル)が心に抱えているものを少し垣間見た気がして、興味深かったのはたしかです。
その後、「ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。」が発売されて読んだときに、こんなのを書けるのか、すごいなぁ、と思ったのでした。「数学ガール」の哲学版だ、って思ったんですよね。ブログとかに感想書いてましたね(昨年の年始だけ読書記録をがんばったのだった(苦笑))。
ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。
- 作者: 原田まりる
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2016/09/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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どの本も、学生をはじめ、若い人に読んでもらいたいな、と思います。
今回、直接お話を聞く機会ができて、よかったです(なかなかタイミングが合わずで)。サインをいただくときに少しお願い事をしてきたので、裏目的は達成しました。常套手段です(笑)。編集の方ともtwitterでやりとりさせてもらいました。ふふふ。