ルールをつくること、守ること

この年齢になると、学内外でいろいろなルール(規程など)について意見を求められる機会、そして、ルールそのものを作る機会が出てきます。自分がそういう仕事をすることになるとは思っていなかったので、いろいろ調べながら進めています。

大学教員だから、というわけではありませんが、これまではあまりルールにこだわらずに実際に合わせてやっていけばいいじゃないか、と思ってしまうタイプでした。職員はルールに従って仕事をするわけですから、以前ブログにも書きましたが、そこは対称的ですよね。

とはいえ、守るべきルールは守っていく必要があります。当たり前ですが。

そんな中、ルールを作るという作業は、(作り手の)意図を表す、ということなのだな、ということを、最近学びました。ルール全体を見れば、どういう意図があったのかが読み取れるはず、ということなのだな、と。

これは立場によっても見え方が変わってきて、現場より、マネジメントより、ガバナンスより(組織をどのくらいの大きさで見るか)で違うなぁ、と思ったんですね。私だと、まだ現場よりで見がちなので、先日、いろいろな意見を聞いて、なるほど、と思ったのです。

ルールを作る際には、ルールを守る立場からどう見えるのか、ということをきちんと考えておくこと、ルールを守る際には、ルールを作った立場としてどういう意図で作ったのか、ということを考えること、が必要になるんだな、と思いました。

実際は、なかなか難しいですけどね。いろいろな視点から考えられるようにしたいです。