やさしくありたい、と思うこと。

昨年末、いろいろな人に報告することがありました。多くは喜んでもらってうれしかったのですが、その際に「やさしすぎるんですよ」と言われることもありました。今回のことに限らず、よく「やさしい」と言ってもらえることがあります。とてもありがたいことです。

昔から、”やさしくありたい”と思ってきました。ただ、私自身、実際にやさしいというわけではないな、と。”利他的利己”という気持ち、他人のために何かをすること自体が自分のためになっている、と考えることが身にしみついているのだろうな、と感じます。

以前、”アンビバレンツに見える”と言われたことがあり、なるほどなぁ、と納得したことがありました。これは、小さい頃から優等生として周りの目を意識してきたことも大きいと思うのですが、もっと素直な気持ちで考えたらどうなるんだろう、と思うこともあります。そう思うのは難しいんですけどね。

”~ありたい”と思っていることは、自分が本来弱いと思っている点なのかもしれないですね。そう思い続けて行動することによって、実際に身につけることができる。でも、そこに葛藤というか、アンビバレンツなものがあるのかな、と思ったりしました。

なので、昨日ブログにあげた梶谷先生の本を読んだときに、おお、と思いました。”他者との対話を通して、他の人と一緒に自由になれる”ということで、普段から規範に縛られたり、人の顔色をうかがってしまうことから、自由に考える訓練、体験をするように心がけたいです。

munyon74.hatenablog.jp

”やさしくありたい”と思いつつ、自由に思えるやさしさも身につけられるといいな、と思います。今年の目標の1つですね。