自虐ネタの加減が難しい

よく「いやー、私はかっこよくないからね」「おしゃれじゃないからね」みたいなことを言います。いわゆる自虐ネタ、というやつです。

ほんとに自分のことを卑下していることはまったくないんですが(顔がかっこいい、とは思ってないけど、嫌いではない)、自分を低く見せつつ、おもしろい感じにできたらいいな、という気持ちから出てくるものです。関西特有な感じではあるようです。

私はつっこみで(ボケとつっこみを意識している時点で、ばりばり関西なわけですが)、直接面白いことは言えないな、という気持ちが昔からあって、自虐ネタだったり、いじられたりする感じで、笑いをとりにいくケースが多いです。あとは「センスのいい扇子」などに代表されるだじゃれを繰り返す、というやつですかね。まあ、そもそも笑いを取りにいく必要があるのか、という話もあるわけですが。

それで、関西だと自虐ネタを使う人は一定数いると思うのですが、他の地域で使ったりすると、まじめに心配されること(「そんなことないですよ」とか)が多くあります。さらに、いい印象を与えない、ということもあるようです。最近、関東出身の方から時々言われることがあり、話を聞くと、なるほどなぁ、と思います。

ある種、ポジショントーク?に近いものなので、ついついやりがちなのですが、加減も気をつけつつ、話していきたいと思います。