大学英語教育学会(JACET)第58回全国大会のシンポジウムに登壇してきた

8/30、大学英語教育学会(JACET)第58回全国大会@名古屋工業大学にて、シンポジウム「ICTを活用したボーダレスな英語教育 -クラウド・AI時代に英語教師ができること-」に登壇してきました。

学部の後輩でもある、金丸くん@京都大に召喚され、そりゃ断れないよね(笑)、ということでお引き受けしました。

吉原先生@東京経済大の司会のもと、品田さん@VERSION2、下山先生@東洋学園大学、村上の3名が話題提供してパネルディスカッションとなりました。

私は「大学教育におけるICT導入と現状」ということで、デジタルネイティブのつかみから、大学における情報環境(LMSやBYOD)、ICTを活用した授業実践、Learning Analyticsや可視化の話をざっとしました。

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ICTなどに関心がある方ばかりではない、という前提だったので、心配はしたのですが、最初のつかみで先日twitterでバズっていた「Excelの保存マークって何で自動販売機なんですかね?」を使ったところ、反応がよくて、「巻き戻しって、もう巻かないですよね」でいい雰囲気になったので、よかったです。

togetter.com

あとで、知り合い曰く「漫談してましたね」と言われたので、いい感じでお話できたのだろう、と(笑)。

個人的には、下山先生のお話がとてもよかったです。洗濯機や掃除機などの例えも出しながら、技術の活用について考えたり、経験に基づいて教えたくない学生の事例を上げ、それは習いたくない教員の特徴と同じですよね、やはり教員も学んでいかないとね、という展開はとてもわかりやすかったですし、同じ学会の先生方、英語教員としても親和性が高かっただろうな、と思いました。

また、吉原先生の質問も的確で、パネルディスカッションとしても、まとまった内容になったのでは、と思います。

私としても、教育工学分野の研究などを知ってもらえたと思いますし、いい機会になりました。金丸くん@京大に感謝です。仕事しすぎないようにね。

今後も、こういった他分野の先生方にお話聞いてもらえる機会を大事にしていきたいです。


せっかく名古屋なので、帰りには、相川さん@京都外大とおっさん2人、コメダでかき氷食べました(笑)。

 

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