大学教育学会第38回大会@立命館大阪いばらきキャンパス 1日目
大学教育学会第38回大会@立命館大阪いばらきキャンパスに参加。
朝はラウンドテーブル3「学びと成長の場としての大学教育再考:既卒者大規模調査にみる大学教育の成果と課題」に参加しました。山田くん@京大らの企画で、ベネッセ教育総合研究所の「大学での学びと成長に関する振り返り調査」について様々な観点から報告がなされました。いろいろ思うところもあったので質問しましたが、さらにまだまだ分析できそうで興味深い取組だな、と思いました。調査自体の報告書はこちらのようです。
http://berd.benesse.jp/koutou/research/detail1.php?id=4701
1日目の午後のシンポジウム「伸びる大学の教育力は何が違うか-データに基づいて検討する-」とても興味深いものでした。パネリストの吉武先生@筑波大、山本さん@明治大、日向野先生@早稲田大、佐藤さん@阪大のお話、どれもよかったです。また、濱名先生@関西国際大の指定討論も明確でした。
特に山本さん@明治大は初めてお話を聞く機会となり、明治大学がIRに丁寧に取り組んでいるということを知りましたし、私が普段考えていること(教授会などで発言している内容)とほぼ同じだったので、心強い気持ちになりました。今はIR業務を担当していないので、IRの方々にこのような取組をやってほしい、ということをお願いしたいと思います。
やっぱり、シンポジウムは企画と司会だよね、ということを再認識しました。鳥居さん@立命館の手腕が際立ったように思います(企画する人はそう感じたのでは、と)。シンポジウムはただ有名な話者を集めればいい、というものではなく、全体の流れが重要ということですね。
懇親会、二次会(京大高等教育センター系)に参加して、たのしいひとときを過ごしました。