2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

京都外大「情報社会論」で原田まりるさんにゲスト講義してもらった件(19/5/20)

5/20(月)3限「情報社会論」の授業に、ゲスト講義として、作家・哲学ナビゲーターの原田まりるさんにきていただきました。 haradamariru.amebaownd.com 「ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。」を読んで、学生にいいなと思って薦…

”エリート”と辞めるタイミング

丸山穂高議員についてのニュースがたくさん出ています。このブログでは、発言内容などについてはふれません。 www.huffingtonpost.jp 丸山穂高氏は大阪府堺市出身で、西大和学園高校卒業、東京大学経済学部卒業のあと、経済産業省に入省して、松下政経塾に入…

「大学の先生ってなんで単位落としたりするんですか?落としてなんかいいことあるんですか?」

昨日、元同僚のtweetが、少しバズりました。 「大学の先生ってなんで単位落としたりするんですか?落としてなんかいいことあるんですか?」という本質をつく質問をされた。 — Kosuke Kunishi 國司航佑 (@kosukekunishi) May 14, 2019 なるほど、という感じで…

授業設計では「自分が学生だったら」とは考えない。

時々、大学の教員が「今の学生はこういうのも知らない」と言っているのを聞いたり、書いているのを目にしたり、することがあります。そういう発言自体が、ブーメランで自分の授業力の問題を浮き彫りにしてしまっている、と言えるかもしれません。 日本教育工…

母の日と近鉄百貨店

今日は母の日ですね。夕方に梅田に行ったら、お花屋さんに行列ができていました。 うちは5年前に母親が亡くなっているのですが、母の日になにかしたか、って言われると、あんまり何もしなかったなぁ、、、。もうちょっとなにかしたらよかったかな、と思った…

酒井敏「京大的アホがなぜ必要か カオスな世界の生存戦略」

京大的アホがなぜ必要か カオスな世界の生存戦略 (集英社新書) 作者: 酒井敏 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2019/03/15 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 大学時代にお世話になった酒井先生@京大総合人間学部の新書。 大学に関する内容(序章…

垣谷美雨「後悔病棟」

後悔病棟 (小学館文庫) 作者: 垣谷美雨 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2017/04/06 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 空気を読めずに、たびたび患者に心ない言葉をかけてしまう内科の女医ルミ子が、中庭で拾った不思議な聴診器で、患者の心の声…

綿矢りさ「手のひらの京」

手のひらの京 (新潮文庫) 作者: 綿矢りさ 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2019/03/28 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 京都を舞台にした、三姉妹の物語。しっかり者の長女は結婚に、モテる次女は社内恋愛に、理系大学院生の三女は東京への就職…

原田まりる「ぴぷる」

ぴぷる 作者: 原田まりる 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2019/02/28 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 2036年の京都を舞台にした、人型AIを妻にした男性、その人型AIを開発した女性研究者らを中心に、人間関係を描いたSFコメディ小説。 5/2…