寝正月

まあ、びっくりするくらい、寝ています。もともと、ひきこもり気質、ぐうたらなので、いくらでもだらだらしていられます。ただ、夜になると、目がさえます。なんだろうね、これは。

数日、ほとんど声を発していない気がする(笑)。何回かチャットはしたけど。

ということで、明日から社会復帰します。できるかな。

 

牧村朝子「ゲイカップルに萌えたら迷惑ですか? —聞きたい! けど聞けない! LGBTsのこと」

紹介が遅くなってしまいましたが、11月に講演に来ていただいた小池みきさん( @monokirk )が関わっておられる「ゲイカップルに萌えたら迷惑ですか?」です。

著者は「百合のリアル」の牧村朝子さん( @makimuuuuuu )ですね。

1章では、対話形式でLGBTsについてのQ&Aに回答する形になっていて、身近に感じられるように、大変わかりやすく書かれています。

例えば「仲のいい女友達から「レズビアンなの」と告白された」「友達が一目惚れした彼はゲイ。教えてあげるべきかな?」「ゲイの友達がほしい!どうすれば女と友だちになってくれるの?」など、実際にありえる話が紹介されています。

読んでいて「あくまで一個人として誠実につきあうこと」「LGBTsに対して、というのではなく、集団全体に対して配慮すること」が重要だな、ということを認識できた気がします。もちろん、基本的な知識、配慮は必要ですけどね。

2章では、LGBTsの歴史が、小池みきさんのマンガで紹介されていて、こちらもわかりやすいです。

LGBTsの入門書としてもお薦めだと思います。

 

百合のリアル (星海社新書)

百合のリアル (星海社新書)

 

 

原田まりる「ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた」

 京都在住の17歳の女子高生が失恋をきっかけに縁切り神社でお祈りしたら、ニーチェスマホゲームの開発者でオタク風)が現れて、日常生活を題材に哲学のあれこれを教えてくれる、という、ライトノベル風哲学入門書。

 カリスマ読者モデルのキルケゴール、カフェの店長ショーペンハウアーをはじめ、サルトルハイデガーヤスパースワーグナーなどなど、個性あふれる登場人物が出てきて、その辺も興味深いです。基本的には近代哲学になりますかね。

主人公がtwitterの名言botで「祝福できないならば呪うことを学べ -ニーチェ-」を見る、キルケゴールtwitterなどでコーディネートを発信するなど、スマホSNSなどもふんだんに出てきますし、京都のいろいろな場所も出てきて、小説としても面白いのではないかな、と思います。現代版「ソフィーの世界」という感じかな。

中学生、高校生(大学生にも)お薦めしやすい哲学入門書じゃないかな、と思います。これをきっかけにいろんな本を読んでもらえるといいですね。

原田まりるさんは、元アイドル、ということですが、前著も大変興味深く、わかりやすく表現できる人なんだろうな、と思います。また紹介できたらいいな、と思います。

 

私の体を鞭打つ言葉

私の体を鞭打つ言葉

 

 

ソフィーの世界

ソフィーの世界

 

 

2017年、始動。

元旦。家で少しのんびりして、ホリーズカフェに行って、年賀状書いて、ちょっと仕事して、河原町近辺を散歩。

昨年12月に少しブクログtwitter用)や読書メーターFacebook用)を書くようにしていたのですが、止まってたので、再開。長く書いたやつは、ブログにも転載。続きますかね。

まあ、気ままにやればいいですよね。

そういえば、2017年は素数です。平成29年も素数ですね。テンションあがりますよね(笑)。

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太田省一「SMAPと平成ニッポン」

SMAPを平成の日本(特にエンタメ関係)を関連づけながら解説した1冊。 昨年末にSMAP、ジャニーズ関連の新書が多数出ましたが、太田省一氏の本は数冊読んでるので、まずはこれから読んでみました。 

 

平成のエンタメ業界の歴史をざっくりおさえるのにもいい本だと思います。

SMAPがグループアイドルの歴史を変えたということ、平成のドラマ、バラエティ、音楽の変遷に適応していったということが、わかりやすく説明されていると思います。

SMAPが結成されたのが1988年(昭和63年)、デビューしたのが1991年(平成3年)ということを考えると、本当に平成とともに歩んできたグループだ、という感じですね。

ジャニーズも、SMAP以前、以後で大きく変わる、ということを改めて確認しました。
それまでのグループはほとんど解散してますからね。たのきんトリオ(正式なグループじゃないけど)、シブがき隊、少年隊(解散してないけど)、光GENJI男闘呼組、少年忍者、など。

カウントダウンライブなんか見てると、だいたい1名だけがジャニーズとしてはめだってる感じですかね(近藤真彦東山紀之佐藤アツヒロ岡本健一あたり)。

SMAPがいたからこそ、グループアイドルはバラエティやMCなどに活動の幅を広げ、メンバーそれぞれが個人で活躍し、その上でグループとして長く活動できる、という状況になったと言えるでしょう。

嵐やNEWSなどを見ていると、特にそう思います。相葉くんなんかは嵐の中では出てくるの遅かったですよね(ジャニーズファンからすると、少し違うのかもしれませんが)。それが紅白の司会ですからね。

SMAP×SMAP」の最終回は最後だけ見ました。葬式感がすごいな、と思いました(そういう書き込みが多く見られましたね)が、まあ、あれでよかったのかもしれません。解散についてはいろいろあるのだと思いますが、SMAPとは同世代なので、これからの活躍に期待するばかりです。

今の学生は、SMAPが最初あんまり人気なかった、とか、アイドルがバラエティに出る、ということを体感してないんだな、ということを再確認しました。まあ、そりゃそうか。

1月の授業で、また話す機会があればいいかな、と思います。

ジャニーズの歴史をおさえるには、この本がいいですかね。

 

ジャニ研!: ジャニーズ文化論

ジャニ研!: ジャニーズ文化論

 

 

2017年ですよ!

あけましておめでとうございます!

2017年、いろいろ新しいことに挑戦して、能力を高めていきたいと思ってます。自分自身が変わっていかないと、ですね。

あと、仕事の借金も早く返していきたいと思ってます。

今年もどうぞよろしくお願いします!

 

2016年も、おしまいです。

気がつけば、2016年もおしまいです。

この3日間は、ほんとに泥のように眠ってました。

みなさまには、今年も大変お世話になりました。

今年も、いろんなことがあった1年でした。不十分なところが多かったと思いますが、少しは新しいことに挑戦できたとも思います。さすがに、身体には気をつけようと思います。

よいお年をお迎えくださいー。