日本教育工学会第34回全国大会@東北大学2日目

朝のポスター発表で、連名で発表。多くの方に来ていただきました、巻下さんも頑張って説明していましたし、私も多少説明しました。赤堀先生が来られて、私がどぎまぎしました(笑)。いろいろな課題が出たので、今後の研究計画に活かしていきたいと思います。

SIG委員会の準備をして、杉山くん@東大、椿本さん@東大、池田さん@東大の発表を聞く。杉山くんの発表は以前の研究のときより分かりやすくなっていてよかったです。

昼休みは、SIG委員会。いろいろな議題がありましたが、なんとか全部終わる。ふぅ。

遅れて全体会に参加。大山さん@大阪大、大浦くん@東京工業大、池尻くん@東京大が研究奨励賞、松河くん@東北大、大浦くん@東京工業大が論文賞を受賞。大浦くんが即興で笑いをとっていたので、あとでほめたら、喜んでくれました(笑)。

院生の頃から指導してきた大山さんが研究奨励賞を受賞したというのは、本当に感慨深いです。

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おめでとう。

 

その後、シンポジウム「EdTech:未来の教育を創る教育工学」。これについては、いつかまた書きます。

懇親会では、いろいろな人とお話。いつもどおり、人と人とをつなぐブローカー仕事も(笑)。

ワカモノ飲み会。もういいかな、と思いつつ、誘われて参加。17年連続、ってことですね。今回は関係のある研究者をつなげていくワークをしながら、席替えをはさみつつ、お話していきました。代表幹事の山本くん@東京大をはじめ、幹事団のみなさま、お疲れ様でした。

今日も楽しい1日となりました。ただ、明日、もう帰れないことは確定したので、なんか考えたいと思います。

日本教育工学会第34回全国大会@東北大学1日目

日本教育工学会第34回全国大会@東北大学、1日目。朝早めに大学に行って、大会実行委員会のみなさんにあいさつをして、受付。SIGのポスターを貼る場所を確認して、いろいろ準備。

9時からのチュートリアルセッションで、鈴木会長@熊本大から学会の説明、私からSIGの説明をしました。恒例の「センスのいい扇子」を3回言いました。あとで「折れない心ですごいですね」と言われました。ふふふ。多くの方が来てくださいました。新しい参加者にとって、少しでも役に立ったのであれば、と思います。

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ポスター発表は、時間があまりない中で、廣瀬さん@早稲田大など、院生の発表を中心にいくつか聞いて質問してきました。あと、梅本くん@京都外大が「授業中の動機づけの変動性と動機づけ調整」でポスター発表していてました。

一般発表では、深見くん@島根大、香西さん@京大、井元さん@京都外大、野瀬さん@大阪大の発表を聞きました。日本語教育M2の井元さんが発表するって前日まで知らず。。。知ってたら事前にチェックとかしたのに、というところですが、また今後アドバイスすることに。

昼休みは理事会・評議員会。

午後のポスター発表では、私が発表。ネタがあまりなく、普段から考えて言っていたことをまとめた感じ。教育データ分析に必要な役割として”調整”、”分析”、”可視化”をあげ、関係性について整理しました。IRなどの業務を考える際に、つい”分析の人をとればいいんだよね”みたいなことになるのですが、いちばん重要なのは”調整”的な役割であること、また、分析結果をわかるように”可視化”する役割もすごく重要である、ということをまとめました。

ちょっとコンセプト的なことで当たり前な感じかな、と思いましたが、みなさんには、整理されていていい、と言っていただけてよかったです。たまにはこういう形の発表や執筆もしておいた方がいいな、と。

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SIGセッションでは、SIG-01 高等教育・FDでコーディネータとして参加しました。話題提供として、松河くん@東北大のトピックモデルを用いたテキスト分析、大山さん、根岸さん@大阪大による大阪大学のプレFDについての紹介があり、その後、ワークシートに基づいて教育実践に関するリサーチクエスチョンを立て、グループで議論する、というワークをしました。みなさん、いろいろな形で研究を考えられたのではないかな、と思いました。

他のSIGセッションもみて回りましたが、どこも盛況でいい感じでしたね。

夜は、塙さん@山梨大、江本さん@岩手大やSIG-01セッションに参加されたみなさん、田口さん@京大や研究室の院生ら15名で懇親会。

その後、金子さんや坂本さん、姫野さんや深見くん、重田くんらと合流して、16名での2次会。どちらも盛り上がりましたー。

 

「今宵の月のように」を聞きながら

先日、中秋の名月でしたね。Instagramにあげてみました。インスタ映えはあいかわらず、難しいですけども(笑)。

https://www.instagram.com/p/BoG2565hBTA/

今日は十五夜。中秋の名月。#十五夜 #中秋の名月 #満月#ただ残念ながら曇ってますね#月に感動する感受性を少しくらいは身につけよう

 

若い頃から、太陽よりも月の方が自分にあってる気がして、なんとなく好きではありました。月の静かに見守る感じがいいな、と思います。

 

月といえば「今宵の月のように」を連想します。”くだらねえとつぶやいて”、ではじまる歌には、なんとも言えないよさを感じますし、”いつの日か 輝くだろう 今宵の月のように”って、ほんとにいい歌詞だな、と。

今年、エレファントカシマシの30周年記念のLive Ble-ray Boxを買いました。気分転換のときなどに、ちょくちょく見ています。

sp.universal-music.co.jp

院生のときには、本当によくエレカシを聞いていました。特にアルバム「明日に向かって走れ」がヘビーローテーションで、この辺を聞くと、研究を楽しんでいたこと、苦しんでいたことを思い出します。

ということで、学会の発表準備がおしせまっているので、今も聞いてしまったよ、というたわいもないお話でした。

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まあ、一番好きなのは「風に吹かれて」なんですけどね。

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ライフデザイン・ワークショップ@京都外大に参加しました

9/22(土)に、ライフデザイン・ワークショップを京都外国語大学で開催しました。

森玲奈さん@帝京大、ミライカレッジ(ツヴァイ、TURNS、電通)が開発しているワークショップです。私は会場担当ということで少しだけ準備を手伝いましたが、基本的には参加者として純粋に参加しました。参加者は20代~60代の男女で、多様な方がいらっしゃいました。廣瀬さん@電通&向後研も来られて、最初に経緯など説明されました。

harinezuminomori.net

3時間半で「ライフデザイン」の1章から5章までをコンパクトに実践する、という形のワークショップでした。本は以前に読んでいたのですが、やはり1人で読むのと、ワークショップの中でグループワークしたり、他人に説明したりするとずいぶん違いますね。

LIFE DESIGN(ライフデザイン)――スタンフォード式 最高の人生設計

LIFE DESIGN(ライフデザイン)――スタンフォード式 最高の人生設計

 

いろんなワークを通して、自分の人生について振り返ったり、今後の人生を考えたり、ということをしました。最後は5章の「人生プランを描く」ということで、今後5年間の3つの人生プランを考える、というものでした。

・現状

・現状が突然だめになった場合

・お金や世間体を無視した場合

の3つです。

私は、考えた結果、

・大学教員として生きる

・(教育系、IT系の?)ライター、コンサルとして生きる

貧困層への教育支援者として生きる

の3つとなりました。

今でも、常々意識していることではあるのですが、こうやってまとめて、他人に発表する、という機会はほとんどなかったので、新鮮でしたし、よかったです。

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大学教員としては、40代後半をどう生きるか、ということを誕生日の時に考えました。この2ヶ月ちょっとで早速つまづいてる感じもありますが、5年間トータルでしっかり結果を出せるようにしたいと思います。

munyon74.hatenablog.jp

また、他の2つの人生プランで考えたことも、うまく取り入れながら、今後の人生を過ごしていきたいと思ってます。

他の方の人生プランを聞いて、とても興味深かったです。20代のキラキラ感、うらやましかったです(笑)。また、50代、60代のみなさんの深み、職種が全く違うみなさんの思考、などを聞いて、いろいろ考える契機になりました。

最後に、森さんは、9章の「幸せを選びとる」からの引用で、”ライフデザインの選択プロセスとして”選んだら、悩むのではなく、断ち切り、前に進むことが大事”と言われました。本には「まずはひとつの選択肢を選んで行動をとるのだ」「いったん選択を下したら、後ろを振り返らないこと」とあります。

すごく難しいな、と思いますが、決めたら前に進んでいきたい、と思います。先日まで悩んでいたことは、今後どうしていくか、今の時点では決めています。少し我慢が必要なのですが、その時にちゃんと行動できるようにしたいと思っています。

こうやって、自分の人生をしっかり考える機会をもつこと、大事だな、と思いました。ついつい気恥ずかしくなっちゃいますけど、言語化することの重要性を改めて感じました。

あと、「学びたいけど、どこで学べるのか、どうしたら学べるのか、情報がよくわからない」という疑問を持っているということも、改めて分かりました。卒業生からも「おすすめの本を教えてください」とかよく聞かれますし、生涯学習を支援する意味でも、大学でのいろいろなイベント、書籍などの情報を発信すること、もっとちゃんとやっていきたいと思います。

 

 

活動弁士、紙芝居師、たこ焼き屋、タクシー運転手 ~わたしのファミリーヒストリー~

先日、友人と飲みに行った際、お店の人も含めて、なぜか先祖の話になりました。”1/8、○○の血が入っている”とか、”武家でいろいろあった人だったらしい”とか、そんな話で盛り上がりました。みんないろいろなネタを持ってますよね。NHKの「ファミリーヒストリー」という番組みたいですね、と。

自分自身の家系のことを調べたりしてみるのは、おもしろそうですよね。家系図や戸籍をたどっていくと、面白いこと、知らないこと、たくさんありそうです。父親が亡くなった時に戸籍を集めることになったのですが、へー、と思うことが結構ありました。

うちは父方の祖父がハイカラな人で、活動弁士無声映画の解説)、紙芝居師をやっていたそうです。活動弁士だったことは、父親が亡くなった時に初めて聞いたのでびっくりしたのですが、紙芝居師やってたわけだから、まあそうか、って感じか。それで、テレビなどが出始めたので、紙芝居師をやめ、たこ焼き屋をはじめたそうです。

ちなみに、親戚の多くはブラジルに移住していて、祖父とその姉(すでに嫁いでいた)だけが日本に残ったようです。祖父はいくのを嫌がったそうで。

父親は高卒でタクシーの運転手で、本当にただただ真面目な人で、話もうまくありませんでした。長男家系だったので、父親が法事などで挨拶をするのですが、私が高校生くらいになってからは、私が原稿チェックをする次第でした(笑)。それでも、途中でいらんことを言ったりして、どぎまぎすること、多数でした。

ということで、こういう話をすると、知り合いには「隔世遺伝やな」と言われることがあります。まあ、たしかにそうかもな。祖父は私が3歳の頃に亡くなったので、ほとんどおぼえてないんですけどね。

ちなみに母方の方は、徳島市内で万年筆屋をやっていて、これまた特殊な職業だったです。私が小さい頃に行ってた時には、万年筆も売ってたものの、映画のチケット、アイドルのポスターやグッズなどを売って生計をたててた感じでした。母親は洋裁学校出身なのですが、祖父が亡くなって、父親の実家に家族で引っ越した後、たこ焼き屋をやることになりました。

いろんな親戚がいますけど、考えてみると、自分はかなりの父親似だな、と感じます。生真面目さ、人のよさ、がさつさ、タイミングの悪さ(笑)とか、ほぼほぼ一緒だな、って思います。まあ、ここはそんなに変わらないんでしょうから、それを受け入れつつ、祖父のしゃべり(笑)も継承しつつ、楽しく生きていきたいですね。

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京都大学ソフトテニス部男子、4部昇格!

9/16は、仕事で観戦にいけませんでしたが、京都大学ソフトテニス部男子、5部で5勝0敗で4部昇格しました。4対戦目は4-1、5対戦目は5-0。トップに主将がでて勝利したようです。すばらしい。昇格は6年ぶり、ということです。

夜に、京都大学ソフトテニス部秋リーグ打ち上げに参加。これも10数年ぶりです。百万遍のしゃらく、なつかしすぎでした。

女子部は最終戦の天秤で破れ、6部2位、ということで残念でした。男子部は5勝0敗で、5部優勝、4部昇格ということになりました。

OBでは、杉山部長、中道ヘッドコーチ、私が出席。リーグの感想など少しコメント。

男子は、昨年度、春に3部から4部、秋に4部から5部、と連続に降格したこともあり、なかなかしんどい状況だったかと思います。中道さんがヘッドコーチに就任したこともあり、私に声がかかり、予定が調整できたのでリーグ観戦に行ってきた次第です。

観戦した感じでは、正直なところ、技術的には25勝0敗で勝つことも可能だった(実際は18勝7敗)と思う反面、改めて結果を見れば、もし初戦の天秤ファイナルで負けていれば優勝できなかったし、そもそもがたがたといって最下位争いの可能性もあったのかも、というところでした。ある意味、紙一重での昇格だったのかな、と。

まあ、昨日10勝0敗でいける、っていって実際に9勝1敗で勝てるくらいなので、流れや精神面のウェイトは大きいな、と改めて思いました。

技術面や戦術面でのコメントはたくさんあるので、またできればと思います。中道さんが言うように3本(サーブ、レシーブ、リターン)が本当に重要ですね。あとは、試合を見る限り、後衛の左側(ミドルなど)と短い球の処理、前衛の死に球処理、が重要だと思いました。来年にはぜひ3部、2部と昇格してほしいですね。

5部リーグを見て不思議だったのは、4番、5番に上位番手の選手を出す大学が多かったこと。基本的には、前半に上位選手を出したほうが、全体として勝つ確率があがると思うんですけどね(前半はずして、後半にでたらプレッシャーがかかることが多いため)。昨日は、久しぶりにそんな事を考えながら試合を観戦していました。

 

 

関西学生ソフトテニス秋リーグを15年ぶりくらいに見てきました

京都大学ソフトテニス部OBとして、関西学生ソフトテニス秋季リーグ戦男子5部を観戦しに、四天王寺大学に行ってきました。

リーグ戦を見にいくのは15年ぶりくらい。私は現役時代うまくなかったので、あまり勝ってないのですが、だからこそ?学生時代を思い出して、緊張します(苦笑)。

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杉山部長、若手OBが数名応援に来ていました。

4面コートがあって、2面展開×2試合、で、なかなか不思議な試合進行でした。そんな中、1試合目は2-2から天秤ファイナルで勝利。ほんとに天秤っぽい試合でしたが、勝ててよかったです。2試合目も3-2、3試合目も3-2(結果は天秤ですが、2面展開で5番が先に決着しました)で3勝0敗で1日目終了。

ちなみに、リーグは6大学で行い、大学同士の試合は5試合(4本ダブルス、1本シングル)で戦います。2勝2敗になった場合、5番目の試合を天秤とよびます。

途中しんどい展開もありましたが、ミスも減ってきて、後半はいい雰囲気だったな、と思います。

5部ということでどんな感じかと思いましたが、身体能力が高く、打球力のある選手が多かったな、という反面、やはりちょっとしたミスが多い印象がありました。今日の最終の結果がわからないのですが、かなり団子な感じだったと思います。

明日もあるので、細かいことはあまり書きませんが、また機会があれば書いてみたいと思います。

静かに見ようと思っていたのですが、ヘッドコーチの中道さんからの伝言も伝えないと、ということもあって、結構早い段階で「ファースト(サービス入れろよ)」「レシーブやぞ」「足動かせ」「横着すんな」など、若手OBのように声を出してしまいました。個人的にストレス発散になったかもしれません(笑)。

うるさかったな、と思ってましたが、終わってから、わざわざ現役が「応援してもらって、心強かったです」と言いにくれたので、よかったです。

最後の集合のときには「明日、2試合、10勝0敗で勝ってください。きっと勝てます」と言ってきました。今日見た限り、技術的には十分可能だと思ったので、ぜひ10勝して、5勝0敗で優勝して4部昇格してほしいと思います。